「分かったから、夢子の気持ちは分かった。司と一緒の夕食頼んでおくからしっかり食えよ。そうでないと動けないぞ。」





亮太、ありがとう。





司と二人になった。





司は布団に潜ったまま、出て来ようとしない。





眠くなってしまう、司のベットに近づき、ベットに顔を埋めた。





司の体温を感じながら眠ろう。





私、寝てしまったんだ。





私の頭に司の手があった。




「司、大丈夫?」





「それは俺のセリフだろ。なぁ、夢子、俺はおまえに何もしてやれないんだぞ。歩けない俺は、夢子を守る事も出来ない。」





私は守られるばかりじゃいやだよ。





私が司を守る。





司、ただ一緒にいてほしいだけ。





この先も何も望まない。