「私も心配だよ。学校には可愛い子たくさんいるし、私はもうオバサンだから。」





「夢子はオバサンなんかじゃない、俺の可愛いお姫様。」





恥ずかしくて、両手で顔を被う。





可愛いなんて言ってくれるのは、司だけ。





「夢子、誘ってる?」





嫌、嫌、誘ってなんかいません。





「夢子部屋に行くぞ。」





そんなぁ、まだ昼なのな駄目でしょ。





「夢子は何を想像してるのかな?」





司はいつも余裕だね、酷いよ。





「でも、夢子が望なら俺はOKだけど。」





もう司のバカ!





心臓が持たない。