部屋に行くと亮太が起きていた。





今は関わりたくない。





「司お疲れ、明日の朝は夢子と二人でやるから、司は寝てろ。弁当も俺が作る。」





「分かった、頼む。疲れたから俺は寝る。」





「司風呂は?」





「いい、朝シャワー浴びる。」





夢子も夢子だ、何で亮太なんだ。





誰とも関わらないんじゃなかったのか?





俺だけが駄目なのか?





横になっても中々眠れず、水を飲みに台所へ行くと、夢子がいた。





炊飯器の前で何をしてるんだ。





炊飯器に何か話かけてる。




夢子に気ずかれないように近づく。





「どうしよう、タイマーの時間間違えた。もうご飯炊けてるよぉ。」





夢子面白過ぎ。





夢子の肩にそっと手を置いた。





驚いて振り向く夢子。





可愛い。