小説家橘夢子と5人のイタズラ王子

「もう、何やってんだよ、掃除は源之助がやってるだから、夢子はしなくていい。」





司、お説教は後で聞くから、今はお願いだから助けてよ。





司はぶつぶつと文句をいい続ける。





「司、早く助けてよ。」





「先に掃除機だ。」





私より掃除機を先に助けるの?





あり得ないでしょ。





酷すぎる、司は私が好きなんでしょ、だったら私を先に助けるべきだよ。





泣けて来た。





司が大きなため息をつく。




「まず先に掃除機を止めないと危ないだろ。拗ねるなよ、夢子が一番大切なのが、分からないのか。」





ごめん、司。





「それより司バイトは?」





「今昼休み、たけど今日はバイト早退だな。」





早退しなくていいよ、一人で大丈夫。





「ほんと夢子はバカ。」





バカって言うな、自分でも分かってる、家事が出来ない女は最低だ。





司がお姫様抱っこをして、ベットに座らせてくれた。