「夢子姫そんなこと言わないで、僕は本気なんだから、31才の夢子姫絶対可愛いんだから、自信持ってよ。」





郁也11年後正確には31才でなく、32才だ。





どう考えても無理があるか、今それを口にしていいか悩む。





司と目が合う。





口に人差し指を立てた。





何も言うなと言う事だよね。





私にだって、それなりの常識はあるつもりだ。





郁也の背の高さに体を屈めと、郁也に抱き締められ、キスをされた。





何だか切ない。





郁也ありがとう。





郁也の気持ち、しっかり受け止めたから。





「郁也ありがとう、こんな私を好きなってくれてありがとう。」





嘘じゃない、今の私の本当の気持ち。