少し歩くと、公園に着いた。 二人でベンチに座って食べた。 「おいしいね」 「だろ!」 それからは他愛もない話をしていた。 隆輝君といると楽しかった。 もしかしたら、本当に翔平のことが忘れられるかもしれない。 そう思えた。