ESPERANZA


「あ、可愛い......!」


あたしが見たのは、アクセサリーショップに置いてあるブレスレットだった。


「どうした?」


あたしの『可愛い!』に反応して、翔平が聞いてきた。


「そのブレスレットか?」


「ううん、なんでもない......行こう」


あたしはそう言って翔平の腕を掴んで歩き出した。