―Saku ― 「え、今から出掛けるの?」 「あぁ…、だから今日もうメール返せない」 「ちょっ、まっ、」 あたしが電話を切る前に、彼は電話を切った。 はぁ、とため息をこぼし、あたしはベッドにダイブした。 これで今月何回目だっけ? 「あ~泣きそう」 なんて、もう慣れたせいかなんも思わない。 悲しさも怒りも。 大橋 咲久。 彼氏に不信感抱き中。