『みんな状況が飲み込めていないようだな。
まぁ、そうだろうと思っていた。
今から説明をする。
一度しか言わないから、よく聞いておくんだな』

そう言って、機械の声は聞こえなくなった。
私達は辺りを見渡した。
その瞬間、ギィイイイと不気味なドアの音と共に一人の女が入ってきた。
女は無言で私たちに近づいてくる。
私は少し恐怖を覚えた。
女は丁度教壇のところらへんで足を止めた。

「天より選ばれし七人よ。
あなたたちに伝えよう。
今日から、最後の一人に生き残ってもらうため、
殺し合いをやってもらう」
「「!?」」