ピーッ

「「!?」」

突然の音に私達は驚いた。

「なっ、何の音・・・?」

「機械の音っぽかったよな」

「気をつけろ・・・何が起こるか

分かんねぇからな」

「「・・・・・・」」

私達は沈黙した。

少し経った時。

『・・・おはよう、参加者の諸君』

「「!?」」

どこかのスピーカーから声がした。

その声は機械のような

聞き取りづらい声だった。

時々超音波のような音がして

耳を塞ぎたくなる。