――――――――あの日、私たちの運命の

歯車がゆっくり・・・、

動き始めた。







「ん・・・、ここは・・・・・?」

目が覚めると、

私は知らないところに居た。

私は辺りを見渡した。

・・・・廃校のようだ。

「なっ、なんで私が

こんなところに居るの!?」

自分のベッドに寝ていたはず・・・!

私は記憶を探った。

昨日・・・、

私はいつもどうりご飯を食べて、

お風呂に入って、

少しメールをした後に、寝た。

いつもどうりの生活をしたはずだ。

なんらこれといって変わりはない。

――――なのに・・・、

なんで私はココに居るの!?



私はすっかり混乱に陥ってしまった。