「ここよ。」 集中治療室の前についた。 中にははいれなくて 部屋はガラス張りになっている 中には空の姿が。 「目黒海美さんですか?」 医者がいう。 「はい、そうです。」 「これ、」 医者は1枚の紙切れを あたしにさしだした。 「これは?」 「楠木さんのズボンのポケットに。」