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もう、どれだけ走っただろうか?


辺り薄暗くなってきている。



「痛っ」


小さな石に躓いてしまった。


足をみると靴擦れだらけだった。


靴を脱ぎ、地面に投げつける。



手の中のカードはしわくちゃだった。



「…どこにいるのよ…」



心が折れそうになる。


でも、



「諦めてやるもんか!!」



私はまた走り出した。