ちらっと王子の顔をみてみると期待にみちた顔をしていた。
(こんな顔みたら……嘘つけない…)
私は、決心しワンピースのポケットに手をいれた。
皆が息を呑むのがわかる。
ガラスの靴をとりだした。
「…やはり、あなただったのですね。」
王子の言葉に小さくうなずく。
「アンヌ…」
思ったとおりお母さんに呼ばれた。
怒られることを覚悟して歩み寄る。
だが、かけられた言葉は真逆だった。
「よくやったわ!」
「え?」
「これで私たちも…!」
さすがに後の言葉は吞み込んだがお母さんの喜び方は尋常じゃなかった。
「お母様!アンヌは仕事をさぼったのですよ!?」」
カトリーヌが悲痛な声をあげて抗議する。
「お黙り!!!ルイ王子、この子でよかったらどうぞお嫁に!」
「そんな!!」
私は、声をあげるが無視された。
(こんな顔みたら……嘘つけない…)
私は、決心しワンピースのポケットに手をいれた。
皆が息を呑むのがわかる。
ガラスの靴をとりだした。
「…やはり、あなただったのですね。」
王子の言葉に小さくうなずく。
「アンヌ…」
思ったとおりお母さんに呼ばれた。
怒られることを覚悟して歩み寄る。
だが、かけられた言葉は真逆だった。
「よくやったわ!」
「え?」
「これで私たちも…!」
さすがに後の言葉は吞み込んだがお母さんの喜び方は尋常じゃなかった。
「お母様!アンヌは仕事をさぼったのですよ!?」」
カトリーヌが悲痛な声をあげて抗議する。
「お黙り!!!ルイ王子、この子でよかったらどうぞお嫁に!」
「そんな!!」
私は、声をあげるが無視された。


