それは、僕がお昼ご飯
を食べてる最中に起きた。



プルルルル・・ プルル・・



電話か、と思い右手に箸を
持ったまま直ぐ傍の子機をとった。



「もしもし、」


『もしもし、あの、
初川さんのお宅の番号で


あってますか?』



「あってますけど」