――聡史しか見えなかった 私の初恋 「ハナちゃんはずっと前から聡史を好きだった 聡史がハナちゃんに出会うずっと前から ずーっとずっと前から ずーっと前から聡史に恋をしていた」 俺がメイの病院に通っている姿をよく見かけていたらしい 俺は小さい子供が好きだからよく遊んでいたんだけど その姿を見てた 商店街で出逢ったときは 運命を感じたらしい 「無邪気に笑ってる聡史の笑顔が好きって」