ダイヤモンドダスト




「昨日…息を引き取りました」



小さな彼女からこぼれた言葉
こんなにも鮮明に聞こえる言葉




それと同時に山瀬も泣き崩れた






「これ…"もしもの場合に"って預かってました」




差し出されたのはこないだ届いた手紙と同じ封筒だ




受け取るとすぐに中を開いた