同窓会が終わって急いで家に帰るとポストには何十通もの手紙が入っていた
中には要らない変な広告とか…
要らないのを全て床に落とし
たった一つの手紙だけを探した
「あった!」
震える手で手紙を開けるとなんとなく懐かしい香りが封筒から零れてきた
一通り目を通すと俺はすぐに電話を手に取った
「山瀬?一緒に北海道ついてきて!」
手紙の最後に書かれていた文章
『15日の木曜日
ダイヤモンドダストは見れるかわかんないけど、見れそうな場所を探しておいたのでそこで会いたいです』
その下に書かれた場所は聞いたことがない
でも山瀬なら多分知ってるだろう

