あんまりにもムカツクから携帯で顔を撮ってやろうとカメラを向けた でも俺はそこで手を止めた シャッターは押せなかった 目の前のハナが ハナじゃない気がした 「聡史!見て!光ってる!」 ハナの言葉にもう一度空を見上げた 「…ほんと…だ」