「…つめたーい!」 「へへへ!どうだ!」 「さっきまで当たらなかったくせにー!!」 ハナは顔についた雪を払うとポケットから用意していた雪玉を投げてきた 俺は感覚を掴んできてひょいっと体をよじって雪玉を避けた が、足を滑らせてしまった どすん! 「…ぃってー!」 「ははは!聡史ドジ!」 大笑いするハナ… 俺はすぐに立ち上がりハナの方へ走った 「おーまえもだ!」