足下の雪を手に取ると軽く丸めまっすぐにハナへと投げた でもハナはひょいっと避けて全然当たらない… 「下手くそ!」 笑ったハナの声が俺のプライドを… ってかすばしっこすぎるだろ! 「ちょろちょろすんな! 素直に当たれ!」 思いっきり振りかぶって投げた雪玉はハナの顔面に飛び込んだ