それでも世界はまわる

「ま、ここで深く考えるのはやめようや。
 うちパソコン買ったけぇ、文化祭終わったら同じ体験した人がおらんか、戻り方もないか調べてみるよ」

と、慎吾。

「ええ、なら今すぐ調べてやー!」

「誰かさんの尻拭い執行部が忙しい」

身を乗り出して催促する美佳を、ちろっと横目にした。

「家でインターネットできるとかええのー。明日遊び行くわ」

「だから忙しいって・・・」

「あたしより先にあたしで二人っきりになるなんてダメ!」

目をらんらんとさせるりおんに、二人が突っかかる。