「…うっ…ごめん…なさい…。」 まるで叱られた子供のように 一気にへこむ赤毛君は子犬みたい。 ……可愛くないけど。 「…俺の名前は無津呂 京(ムツロ ケイ)」 そう言うとさっさとどこかに 逃げていってしまった。