神宮姫伝




「…暇潰し。」

ぶっきらぼうに答える京だが
馬鹿な慎にはわからないのかニカっと
笑って場違いな提案をしてきた。


「暇ならこれから遊ぼうぜ!」

京が唖然としていると今まで慎に
くっついていた女が寄ってくる。

「京君も遊ぼぉ〜?」

猫なで声の香水臭い女。

「チッ。離れろよブス。」