神宮姫伝




(…本屋でも行こーかな。)


バイクを降りて本屋に向かう事に
して歩いていると遠くから見慣れた
顔が女と歩いている。


(……あの馬鹿が。)

ただでさえ女嫌いな京。
椎以外の女はいまだに無理。


相手にバレないように逃げようと
思い道をそれようとした瞬間、