ある日の昼下がりの出来事。


「ねえ昴?」

「どうした?」

そう声をかければ優しく笑う
昴はあたしの彼氏。

「あたし携帯替えようとおもってるの。」
「じゃあ携帯SHOP行くか。」

そう言って起き上がる昴に続き
あたしも起きようとするとふわっ、と
体が宙に浮きそこでやっとあたしが
昴に抱えられてるのがわかった。


「昴おろして。」

そう言うと一言嫌、と言ってこの
会話は終わってしまった。