「あたしより弱いヤツが守るだと?ふざけてるとしか言い様がないだろ。ジャマだ。どけ」
「どかねぇ」
「ジャマだって言ってんだよ!!」
さっきより力をこめた拳を腹にいれた。
「い゙っ………」
顔を歪めて腹をかかえた黒髪。
「こんなくらいで倒れるような雑魚に守られるほどあたしはおちぶれちゃいないよ。他、あたりな」
そう言ってあたしは屋上をあとにした。
この行動が余計に、雷蝶の好奇心を
煽ることとなったなんて、
知らずにー…。
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