桜色の底




「じゃあ、ズボンね」


「はーい」


本当ならこのまま好きだって言いたい。



でも、気まずくなるのは嫌だった。



先生は優しいから、私が告白しても今まで通り接してくれるかもしれない。



でも、私にはそんなことできる自信がなかった。




それに、残念なことに相手は中学校教員だ。



手ごわい。