「あぁ~!れいくん、あれ!きりんきりん!ながいよ!」
嬉しそうに、楽しそうに、はしゃぐ。
そんなしのを見てるだけでこっちも楽しくなる。
けど、
「ちょっと、れいくん!」
このハイテンションについていけない。
しのは俺のはるか前にいる。
あ~もぅ……。
「園内全部まわるんだよわかってる?」
息継ぎしないでいっきにしゃべる。
しの元気よすぎだおまえは
俺もしのと同じようにいっきにしゃべる。
しのはあきれかえった俺を見て、更にあきれて、小走りで目の前までやってきた。
それから、俺の目線より下から見上げる。
「ほらぁ、いそいで!」
俺の腕がひっぱられた。


