「れいが大変申し訳ないことをしました」
奥寺が頭をさげる。
俺もそれをみてまねをした。
玄関に、あいつの母親とあいつが立っていた。
ガキ大将の母親らしい人だった。
頭に包帯を巻いたあいつはアホのように俺を睨みつける。
「それでは失礼します」
奥寺とあいつの母親は少し話をしたみたいだけど、俺はにらみつけてくるあいつを無視することに注意がいっていた。
玄関の戸を閉め、奥寺は自分の頭をぐしゃぐしゃにした。
せっかくセットしたのに、もったいない。
「ほら、さっさと車乗れ」
言われるまま、車に乗った。
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