「れい君、ごめん!」
告白されるのかとドキドキして待っていたのに、突然謝られてしまった。
えっと・・・これは・・・?
「あご、大丈夫だった?
まだちょっと赤かったからさ、さっきから気になってて・・・・」
両手を合わせて、上目遣い。
これは、まずいな。
ドキドキしていた俺の胸が、またいつもの、きゅん!に変わる。
「ん・・・気にしてねぇよ?」
心配かけさせたのかと思って少し申し訳なくなった。
心配かけて、ごめんな。
謝りながら右手のひらで、しのの髪をくしゃっとする。
よかったー!って言いながらさりげなくしのは髪型を整えた。
「次、れい君の番ね」
「うん? あ、そっか」
「・・・・まさかあごのときに頭も打った?」
そんなことねぇよ、って首を振った。
・・・見とれてたなんて言えるか!


