「今日の午後の授業のノート貸してくんね?
神崎のノート汚いから、岬・・・・」
俺は気を取り直して言ってみたけど、途中でそれは遮られてしまった。
汚くねーし!――神崎がぶつぶつ言ってる。
「授業のノートはしのに借りてね。
あたしのノートはかんちゃん用だからv」
なんだかんだ、岬は神崎が好きなんだなって実感する。
ハートがついてるよなー絶対。
でも、
「なんだよ、かんちゃん用って・・・・。
つーか、いねーじゃん、し・・・・の・・・・・!!」
「れーくんごめーぇん!」
ドンっと、背中クロスチョップを仕掛けてきたのは紛れもない探し人――。


