【長編】雨とチョコレート



「まやまくんだぁ!」


重い頭をゆっくり持ち上げると、全然知らない女の子たちが俺を見下ろしていた。


答えるのすらめんどくさくて、目で適当に見たあと、またすぐ肘をついてしのの方をみた。


だけど、すぐに視界が塞がれた。


きれいに、囲まれてしまったのだ。