【長編】雨とチョコレート



「あたしら午後からだからさ、応援するから!」


遠ざかる神崎と俺に、岬としのの声が投げられる。
俺たちは両手をあげて、その上、神崎は「任せといて」と岬に合図する。

仲がよろしいことで。




「開始15分前です」

審判を務めるバスケ部員がピッと笛を鳴らす。


それから神崎と親しそうに話はじめた。