「真山君、集中してもらわなきゃ困るのだよ」 後ろからぽん、と肩を叩かれた。 神崎だ。 「わかってるって」 「お前の切り込みに期待してんだからな、しっかりしてくれ」 ニッと歯を見せる。 「かんちゃん、あたしもちゃんと準備してきたよ!」 岬がタオルとスポーツドリンクを目の高さに持ち上げる。 「冷やしたタオルもあるから、ガンガン動いてね」 岬としのの準備の良さには、全く頭が下がる。