【長編】雨とチョコレート



「なんか、まぁ、うまくまとまったみたいで良かったな」


言いながら神崎は、ポリポリと首を掻く。

俺はただ頷く。



「ん…?しの、委員会だっけ?」

俺、副委員長なのに。


「だから代わりにあきが行ってる。俺はお留守番」

「あーそうですか」


「起きたんなら委員会行けよ」


「めんどくさい」


「あきと俺のデート時間を減らした罰として、リプトンのレモンティー2つな」



「無理。しの以外に金使わねえし」