それから、先はあんまり覚えてない。 緊張して手が汗ばんでいたのははっきり覚えてる。 それから―――― 教室のそばまね、と手を繋がれて。 だからか、教室が近くなればなるほど、繋がれた手は名残惜しそうに、力がこもっていった。 力を込めたときに気がついた。 指と指が、絡み合ってる。 ―――恋人繋ぎ。