「れい君、痛いよ」 それは確かに訴えているけど、嫌そうなものじゃなくて、驚きの方が上回るような声で、さほど大きなものじゃなかった。 「HR始まっちゃうよ」 「ごめん」 おれはただ謝るしかなかった。 「俺の、話と気持ち、ちゃんと言いたくて」 怖くて後ろを見れない。