ふたりして「帰るか」と顔を見合わせて、それから伸びをした。 俺は荷物を置いてたリングの下まで歩く。 鞄を手にして帰ろうとすると、離れた場所から遠野が叫んだ。 腰に両手をあてて立っている。 「明日からはっ、友達ねっ!」 また笑ってる。 「明日からも、だろ」 片手を高く挙げて答えた。 そして、振り向かないで公園を後にした。