【長編】雨とチョコレート



「ハァ~!疲れたぁ!」

存分に暴れ回って、ふたりして地面の上に大の字になった。


「上達早いね、真山君!教えがいあるよ~」


肩で息をしながら、俺は起き上がった。
それから、仰向けになる遠野を見下ろした。

遠野も肩で息をしてる。


「あ~、そうだ」


思い出したように遠野の目があった。


「ん?」


尋ねる。



「真山君と櫻さんて、どんな関係?」