時間なんてあっというまに過ぎて、クラス委員としての仕事もさしてなく。

窓全開にして、扉を取っ払って、下敷きでパタパタあおいで、小さい扇風機回して、至る所から暑いって声がする。


教卓のとこには体育委員が立ってる。


俺たちはいま、夏休み直前に行われる球技大会の種目決めをしていた。