ピーッ 乾燥機が鳴った。 制服が、乾いた。 俺がここにいられる理由なんて、簡単になくなる。 「みっともなくて、ごめんな…カッコもカッコだし…」 かっこつかねぇ、あ、洒落じゃねぇよ。 まるで余裕があるかのようにおどけてみせる。 それからふらふらっと乾燥機のある脱衣所に向かった。 乾燥機の中から、しわくちゃになった制服取り出して着る。 生あったかい。