「岬…」 「しのなら、休み。メールくらいもらってんでしょ?」 腕をくんだ岬が、俺の机の前に立って俺を見下ろしてる。 つまらなさそうだ。 「メールなんか、きてねぇよ」 その言葉に岬は首を傾げた。 なんで? 目が語る。 「知らない」 つき合う前は、休むときには互いにメールし合った。 だから尚更、『知らない』。 「つーか、岬にメールして力つきたんじゃねぇ?」 ハハッと笑う。 自分でもわかる。 俺の笑い方、乾いてんなぁ…。