「ひどいな」 鏡に映る、腫れ上がった俺の目。 休みてぇ…。 ボソッとこぼす。 「休んだら、お嬢の分が悪くなりますよ」 寺が隣に立って歯磨きを始める。 知ってる。 送っていきますから、ちゃきちゃき準備してくださいね 歯を磨きながらだから、もごもこしてたけど、たぶんそう言ってる。 着替えてくる、と後ろ向きに手を上げて、俺は部屋に向かった。 ほんとみっともねぇ顔。