「さてと帰ろっと」

「ど~こに?」

「にょわ!?」

びっくりした…。
瑠衣くんか…。

「変な悲鳴だな」

「瑠那くんと瑠衣くん」

「一緒に帰ろ♪」

「うん♪」

あえて悲鳴のことはスルーしておこう…。

私たちは正門まで一緒に帰った。

「じゃあ私こっちだからまた明日ね」

雨宮兄弟に手を振って帰ろうとすると…

「お前こっちだよ」