「無視?寂しいなぁ麗」 「キモ゛」 わざとらしくネチネチ言う麗に初めて発した言葉。 「喋ったと思ったらキモかよぉ。ショック。」 なんで普通に笑ってんのよ。 ほんとは辛いくせに。 「莉緒…髪伸びた?」 優しく髪を撫でながらそう言った麗。 「心配したし…ムカつくし…意味わかんないし…お尻冷たいし…」 「ごめん。」