たくさんの疑問が浮かんで麗の背中に訴えたけど 答えが返ってくるわけがなかった。 「おやすみ。」 部屋の前でそう言った麗は私の頭をポンポンと撫でると笑って自分の部屋に戻った。 私はただ呆然としてそこにしゃがみこんで、しばらくの間動くことができなかった。