「やっと終わったー…。」



伸びをしたら欠伸まで出てきた。


眠いなぁ……


「帰ろー♪」


ってテンション高い楓をほってみんな今にも寝てしまいそうな雰囲気。


今日は勇吹も部活休みだから一緒に帰るって言ってたっけ。



楓と律に若干押してもらいつつ、今にも寝てしまいそうな私と勇吹と麗は校門までさしかかった時、とんでもない光景を目に体を固まらせた。



今までの睡魔なんてどこに行ったのか…



「麗~~~!」


遠くから走ってくる大人の女性。



それを見た勇吹と楓と律は


「「「げっ゛」」」


って声を漏らして固まった。



私はその状況を見て硬直するのみ。


だ…誰…です、か?



その勢いで変態に飛びついてほっぺにキスをする。



えぇぇぇーーーーーー!


この金髪こんな大人までとりこにするのか!


それに微笑んでいる金髪を横から見上げる。



わかんない…


どういうことなんだ…