そう。何故こうなったかというと… 「お腹へっだー…」 帰り道に急にしゃがみ込んだあたしを振り返った4人が見る。 「莉緒ちゃ~ん♪あめ食べる?」 優しい楓はすぐにピョコピョコ走って来て心配そうな顔でそう聞く。 だけど、 私の空腹感はそんなものでは収まりそうにないわ。 首をフリフリと振った私に 「えー!!じゃ…じゃぁ…」 と次を考えてくれている楓をよそに私はヤツを下から睨みつける。