ガラガラ゛




その時また入って来たバカ。




「お~い!!席つけ~?明らかにいないヤツが1人いるな~?」



そりゃクラスに1人しかいない女がここにいないんだから、そりゃある意味目立つわな。




教卓に立ったバカがダラダラと座っていった全員を見回す。




「おっ!!やっぱりいないなぁ~。麗と莉緒か。おい!勇吹!お前なんか知らないのか?」




「はっ?知るか。」




なんで俺なんだよ。




「え~知らないのか?…とか言ってほんとは隠してんだろ?」



本気でバカなのかこの教師。




「しつこい。」